2025/06/13 22:01
ツーリング中、ふとミラーを見たら…あれ?片方のサイドバッグがない!
こんな経験、ありませんか?
バイク用サイドバッグは便利な反面、固定方法を誤ると落下のリスクがあります。今回は、筆者の実体験をもとに「サイドバッグが落ちる原因」と「確実な固定方法・落下防止対策」について詳しく解説します。
■ サイドバッグが落ちた実体験
先日、日帰りツーリングの帰り道。信号待ちで後ろを確認すると、明らかにバッグのバランスがおかしい。左側のサイドバッグがなくなっていました。走ってきた道を引き返すと、カーブの手前で転がっているのを発見…。
幸い、荷物もバッグも大きな損傷はありませんでしたが、中身が散乱し、バッグに擦り傷も…。このトラブルをきっかけに、原因を徹底的に調べ、今ではしっかり対策を取るようになりました。
■ サイドバッグが落ちる主な原因
1. 固定ベルトが緩んでいた
走行中の振動や荷物のズレによって、固定ベルトが緩んで外れてしまうことがあります。特に布製ベルトは滑りやすく、使い込むと劣化しやすいです。
2. 荷物の詰め方に偏りがあった
片側に重いものを詰めすぎると、バッグが片側に傾いてずれやすくなります。急ブレーキや段差で、ズレ→落下という流れに。
3. サイドバッグの質が低かった
安価なノーブランド製品の中には、縫製が甘く・ストラップの耐久性も低いものが存在します。何度も使っていると、徐々に固定力が落ちるのです。
■ サイドバッグが落ちないための対策
✅ 1. 補助バンドでしっかり固定
メインのベルトに加えて、別売のバンジーコードやロックストラップで補強するのがおすすめ。走行中の揺れをしっかり抑えてくれます。
✅ 2. 左右のバランスを取る
片側だけに荷物を集中させず、重量を左右で均等に分散させましょう。バッグ自体のズレ防止にもなります。
✅ 3. ベルトの摩耗チェックを習慣に
毎回出発前に、ベルトのほつれや緩みを確認する習慣を。特に長距離ツーリング前は念入りに!
✅ 4. 防犯・落下防止兼用のバッグロックを使用
バッグの盗難防止にもなりつつ、不意の脱落を防ぐ専用ロックもあります。防犯×安全の一石二鳥。
■ まとめ|「落とす前」にできる対策を
バイク用サイドバッグはとても便利ですが、使い方を間違えると落下・紛失のリスクがあります。今回の内容をまとめると…
-
固定ベルトの劣化や緩みに注意
-
荷物の偏りはトラブルの元
-
補助ストラップやロックを活用
-
出発前の点検は絶対にサボらない
サイドバッグは“付けるだけ”で終わりではありません。安全にツーリングを楽しむための準備も、ライダーの大事なスキルです。