2025/06/11 17:17
バイクの積載力を高めるために欠かせないのが「サイドバッグ」や「リアボックス(トップケース)」。しかし、これらの違いや使い分けがよく分からないというライダーも多いのではないでしょうか?
この記事では、バイクの**サイドバッグとは何か?**という基本から、リアボックスとの違い、選び方、適した使い方まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。最後まで読めば、自分に合った積載装備の選び方が見えてくるはずです。
サイドバッグとは?

サイドバッグとは、バイクの後輪の両サイドに取り付けるバッグタイプの積載アイテムのこと。左右に1つずつ取り付けることが多く、合計で20~50L前後の荷物を収納できます。
【主な特徴】
・デザインの自由度が高い(クラシック・アドベンチャー・モダンなど)
・荷物を左右に分散できるため、バランスを取りやすい
・車体に沿って装着するため、見た目がスマート
・一部の商品は、取り外して持ち運び可能
リアボックス(トップケース)とは?

リアボックスとは、バイクのリアキャリア部分に取り付けるハードタイプの収納ボックスのこと。シート後方に設置され、荷物をしっかり守ってくれる鍵付きタイプが多いのが特徴です。
主な特徴
・防犯性・防水性に優れる
・容量が大きく、最大で50L超の商品も多い
・ヘルメットやPCなども収納可能
・高重心になるため、バイクの操作性に影響を与えることも
サイドバッグとリアボックスの違いまとめ
✅ 取り付け位置の違い
・サイドバッグ:車体の左右サイドに取り付けます。両側に装着することでバランスが取りやすく、見た目もスタイリッシュ。
・リアボックス:シートの後方、真上に設置します。安定感があり、荷物を上から出し入れできます。
✅ デザイン性
・サイドバッグ:見た目がスマートで、レザーやナイロンなどスタイリッシュなデザインが豊富。バイクの外観を損なわずに使えます。
・リアボックス:実用性を重視した無骨なデザインが多め。収納性は高いが、ややスタイルが崩れると感じる人も。
✅ 防犯性
・サイドバッグ:ロック付きモデルもありますが、柔らかい素材が多いため中身の保護は製品によって異なります。
・リアボックス:鍵付きが基本で、防犯性は高め。中身をしっかり守れるので、長時間バイクを離れる場面にも安心。
✅ 防水性
・サイドバッグ:防水素材のものや、別売りのレインカバーを併用することで雨対策が可能。製品によって性能差があります。
・リアボックス:ほとんどが密閉構造で、防水性が高く、雨天でも中身が濡れる心配が少ないのが特徴です。
✅ 容量の違い
・サイドバッグ:片側あたり約10〜25Lが一般的。両側で使えばトータルで20〜50Lほどの収納力に。
・リアボックス:1つで30〜50L以上の大容量モデルがあり、ヘルメットや大型の荷物も楽に入ります。
✅ 重心への影響
・サイドバッグ:低い位置に取り付けるため、重心が安定しやすく走行性への影響が少なめ。
・リアボックス:高い位置に重さが加わるため、特に高速走行やカーブ時にはやや影響が出やすくなります。
✅ 価格帯
・サイドバッグ:ソフトタイプが中心で、比較的リーズナブルな価格のものが多いです。
・リアボックス:ハードケース仕様が多く、しっかりした造りの分、価格はやや高めの傾向です。
それぞれのおすすめ利用シーン

サイドバッグが向いている人・用途
・街乗りや日帰りツーリングがメイン
・クラシック・ネイキッドバイクに乗っている
・荷物は軽め・少なめ
・見た目を重視したい
・左右均等に荷物を分けたい

リアボックスが向いている人・用途
・長距離ツーリングやキャンプをよくする
・ヘルメットや重たい荷物を収納したい
・雨の日も多く走る(防水が気になる)
・防犯性を重視したい(都市部など)
サイドバッグ+リアボックスの併用もあり!
サイドバッグとリアボックスは併用も可能です。実際、多くのロングツーリングユーザーやキャンプツーリングライダーは、「リアボックス+サイドバッグ×2」の3点セットで装備しています。
・リアボックスに貴重品や雨具など頻繁に出し入れするもの
・サイドバッグには着替えや工具、食材など使用頻度の低いもの
といった使い分けができるため、荷物の整理がしやすくなります。
サイドバッグ選びの注意点
サイドバッグは種類が豊富なので、自分のバイクや用途に合ったものを選ぶのがポイントです。
・ソフトタイプ/ハードタイプ:軽さ重視 or 保護性重視で選ぶ
・防水性能:雨天走行が多いなら必須
・容量とサイズ:自分のバイクのフェンダー・マフラーとの干渉に注意
・固定方法:サイドステーが必要なものもある
【まとめ】サイドバッグとリアボックス、あなたに合うのはどっち?
日常の街乗りが多い方におすすめ
◆サイドバッグ
・軽量で手軽に使える
・必要最低限の荷物をスマートに収納できる
・取り外しやすく、街乗りとの相性が良い
防犯や雨対策を重視する方におすすめ
◆リアボックス
・鍵付きで防犯性が高い
・密閉構造で雨に強く、中身をしっかり守れる
・通勤や長時間の駐車にも安心
デザインにこだわりたい方におすすめ
◆サイドバッグ
・スタイリッシュなレザーやクラシック系デザインが豊富
・車体との一体感があり、見た目を損なわない
・カスタム感覚で個性を演出できる
キャンプやロングツーリング派におすすめ
◆サイドバッグ+リアボックスの併用
・積載力を最大限に活かせる
・荷物の種類ごとに収納場所を分けられるので使い勝手が良い
・長距離や宿泊ツーリングでも安心の収納量
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